ネタバレ

足掻く【5巻ネタバレ】謎の少年に予知能力がある事が判明していく!?

足掻く(5巻)

『救急車…救急車お願いします…大至急!』

ある中学校で屋上から人が飛び降りた事を警察or救急隊員に告げていく教師。飛び降りた下に学校の生徒がいた事を明かし、早く救急車を寄越して欲しいと訴えていく。

場面は転換される。
パチスロ店からフラフラになって出てくる男が一人。大負けしたようで人生の終わりかのような表情。

『おかしい…こんなはずじゃなかった…今日こそ勝てるはずだったのに…』

あと千円あれば勝てていたとブツブツと呟きながら地べたに座り込む男。肉親には縁を切られており、友達は一人もない。ローン会社もどこからいくら借りているのか把握していない状況。

ようやくここで自分の人生が詰みかけている事に気づく男であったが…彼の脳内では「パチンコで取り返さなきゃ!」といった思いが強くなっていく。

とにかく後、千円を見つける為、自宅に一度引き返す男。しかし、自宅前には借金取りのような人間が男を待ち伏せしている様子が伺えた。

急に怖くなって体が震えだす男。
人生の終わりを悟って自宅から離れて宛もなく、ただ歩いていく。

すると彼は目の前にあった中学校に気づく。そして中学時代を振り返っていく。決して良い思い出のない中学校時代。

『全部…中学校のせいだ…』

『てめーら巻き添えにしてやる』

男は中学校に侵入して屋上から飛び降りる計画を考えていく。そんな彼の背後から近付く一人の人物。

1巻~4巻のメインキャラであった山中ミワを助けた二人組の一人。帽子男がパチンコ男に接触していく。背後からロト7のチケットを落としませんでしたか?と伝えて。

ロト7の抽選券だと知ったパチンコ男は自分の券だと咄嗟に偽って帽子男から宝くじを奪い取って中学校から立ち去っていく。

『もし千円でも当たってればやり直せるんだ…俺の人生…』

立ち去っていくパチンコ男を見据えて一呼吸置く、帽子男。彼の見遣る先には相棒の少年がいた。以前まで年齢不詳であったが彼はまだ中学生であった事がここで判明していく。

午後3時半も過ぎて下校時刻。
少年は自転車である自宅なのか不明だがアパートに立ち寄っていく。中に入ると既に帽子男が待っていた。パチンコ男の件についてお礼をする少年。

帽子男は授業をサボって協力しているんだから、パチンコ男に当たっているロト7を渡した理由を求めていく。

『あの男…飛び降りるはずだったんだ…うちの学校の屋上から』

しかし、少年は告げる。

『飛び降りても死ななかったよ…あの男は…』

少年のある能力を知っている帽子男。『死』が見えていないのに何故、パチンコ男を助けたのか問うていく。

『俺に見えた死は…あの男じゃない…飛び降りたあの男に下敷きになったうちの生徒だよ』

パチンコ男のせいで屋上への出入りが出来なくなってします。それが彼に手を差し伸べた一つの理由。もう一つは『俺もあの人に死なれたら困るからね』と帽子男に告げていく。

含みを持つ表情をする帽子男。

用件は済んだので帰ると伝えていく。間際に週末の当たり馬券を買っておいて欲しいと頼む少年。少年と離れる帽子男。他人に興味を持たない少年が「あの人」と語った人物に対して…

『そいつがキーパーソンなのか?』

意味深な言葉を放っていく帽子男。一方、少年も部屋で呟く。『いつになったら俺の前で取るのかな…帽子』二人の関係性が謎に満ちながら第5巻は終了。

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